こんばんは。
いきなり寒くなってきましたね。
年明けまで暖かかった分例年より寒さが堪えます。
でも大工家のモデルルームの中にいると外の寒さを忘れてしまうほど快適です。朝、暖房を着け一通り温まると壁が温度を逃がさないので少ない光熱費で温かさを保てるのです。
それは断熱材のお蔭です。
使っている断熱材はセルロースファイバーです。
(一部羊毛断熱材部分もあり)
左の画像がセルロースファイバーです。
特徴としては
1 呼吸する
2 吸音性が高い(吸音性が羊毛断熱材は弱い)
3 断熱欠損がない(隙間なく断熱材を入れれる)
4 経年変化に強い
5 防虫効果が高い(白アリなど)
6 コストが高い
他にもウレタンフォームという断熱材は断熱性能は良く、経年変化にも強いのですが呼吸をしないので
漆喰の壁には向きません。
漆喰の壁は呼吸しているので断熱材を呼吸しないものにすると結露問題が出てくるのです。
気密性が高すぎる断熱材は漆喰の壁にはお勧め出来ません。
内部結露は家を腐らせボロボロに、表面結露はカビ、ダニ問題にも大きく関わってくるのです。
特に小さなお子様がみえる家族にはアレルギー等の心配も出てくるので考えて頂きたい点です。
材質の相性ってとても大切ですね。